うすいの気まぐれな日記

手話、聴覚障害、マイノリティなどなど

意見がないなら座らなくていい

世の中はお盆休み。コンビニ、スーパーなどは休み関係なく、機能していますが、中には明日からお仕事、という方も多いと思います。「ああ〜」という声が聞こえてきそう。

 

今日のタイトル、ちょっと強烈?ややストレートな言い方ですが、仕事上、会議やミーティング、打ち合わせなど、人が集まる場所に参加する機会があります。基本的に、だらだらとした話し合いよりも、効率よく(テンポよく)進められる話し合いの方が充実感があります。

 

限られた時間内でさくさくと進められている場を観察すると、全体を統括する人が誘導できていたり、参加者が必ず発言していたりというふうに責任を持って対応しているのが見えます。

 

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人生の中で、初めて集団で話し合いをしたのは生徒会運営の時。当時の私は、中学1年生。先輩から真っ先に言われたのは「意見がないなら、座らなくていい」。

その一言でものすごく緊張して、何か発言しなければ!と慌てていました。しかも、当時お世話になった先生からも「人と同じ意見を持ったとしても、『はい、同じ意見です』というのはヤメなさい」と。

 

あれから、私はどの話し合いの場でも気をつけている、と言いたいのだけれど…発言せずに観察だけしてしまうことも(ほんとに疲れてる時は、早く終わらせたいために黙り込むことも)。スミマセン。

 

でも、やはり限られた時間内で話し合いをするなら、結論を導きだすための道を作っていくことで、結果的に全員が効率よく仕事できるようにしていきたいもの。

その場でそういった発言するためには、日頃の蓄積がものをいう。日頃、情報を集めたり、話したり考えたりすることで「考えていることを言葉にする」ための蓄積が、発言する上で大事になってきます。

スポーツでいうなら、基礎体力を鍛えながら、いくつかの技を磨きながら何度も修正してトライしてみたり。そして本番では、培ってきたスキルを活かして発揮する。

 

本番=話し合いの場。

ぶっつけ本番という言葉があるけれど、私もどちらかというと「行き当たりばったり」「ぶっつけ本番」の時があります。それでも、慌てずに対応できるようになっているのは、日頃の蓄積が大きい(それでも、準備9割、本番1割という割合はしっかり守っていきたいところ)からかもしれません。

 

それくらい、日頃の積み重ねがモノをいうのは本当。

何を言えばいいのか分からないという方もいらっしゃるし、大勢の中では大変緊張してしまい発言すらできないという方もいらっしゃる。

それぞれが会議に参加しやすいようにするためには配慮したり、工夫したりする必要があります。その上で、本人たちも考えながら発言したり、他の参加者の発言を聞くことができるようになれば、きっと充実感を得られるのでは。

それが結果的に、仕事のモチベーションにもつながっていく。

 

どうやったら一人一人が楽しく取り組めていけるか。組織を作る、管理職としてマネジメントすることのおもしろさ、難しさを感じているこの頃です。

 

今日もごきげんよう