うすいの気まぐれな日記

手話、聴覚障害、マイノリティなどなど

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本語での読み方はいつ、どこで覚えるのかな

最近、言語学者の黒田龍之助さんの著作に触れています。 堅すぎない表現でおもしろく、さくさく読み進めることができて嬉しいです。 言語にまつわる疑問はいつでもどんなときでも出てくるのですが、その一つが「読み方はいつ、どこで知ったの」。 アルファベ…

平日に休むとメリット多し

ゴールデンウィークになりましたね。 予定が毎日入っててあちこち行かないといけないという話を聞くと、連休そのものが懐かしいです。 (古本屋で有名な神保町にて) 連休といえば、今の職場はゴールデンウィークも仕事。でも有給休暇取得率が高めなので調整…

スマホは文明の器

「クルーズ船が入港してきた」「タッパーにおかずを入れる」「バイオリンを弾く」・・・ カタカナ表記に対して、理解しづらい人がろう者の中にいます。 特に高齢のろう者は「え?今のは何?」と分からなくなります。文脈の流れで何となく、理解できるケースもあ…

相手は、必ずしも自分と同じではない

「私の場合はそうだった。だからあなたもできるはず」 「私はこの練習をして成功した。だからあなたもできるよ」「私はこれで失敗した。だからあなたもそうなるよ」 こういった助言は相手を思いやっているのが伝わるけれど、本当の意味で助言になっているの…

東京から遠い新潟、新潟から近い東京

出張で東京に行く度に「わざわざ遠くからお疲れ様です」と何かと疎遠されてしまう新潟。 東京~新潟を結ぶ上越新幹線で、最速1時間ちょっと着く便があります。1日1便だったような(いや、新幹線を呼ぶ個数は「1本、2本」だったのではないか・・・?)。 遅く…

本を読んでいて良かった瞬間

最近、巷で本を読む人が減ったという記事を見かけます。 小学時代は本を読むなんて苦しい作業でした。何が書いてあるのかさっぱり分からなかったし、そもそも文字だけでは堅苦しかったからというのが理由(そういえば、このブログも文字だけだった・・・すてき…

読み方が分からない

テレビのない生活を送っている、と話すとたいてい驚かれます。 ネットが普及しているから驚くほどではないのになぁと思うけれど、それでも「ええ?何で?困らないの?」と真っ先に言われるので、テレビがいかに国民の中に根付いているかよく分かります。 最…

体を動かすメリット

縁あってジムに通っています。 でないと、車での移動が多いのでどうしても運動不足になりがち。 車は便利だけれど、「灯台もと暗し」になりがち(いや、これは私だけ?)。車で走っている道を、あらためて歩いて回ってみると意外なところにお店があったり、…

手話通訳を知らないろう者

いつの頃だったか、メールのやりとりを通して「今度お会いしませんか」という流れになって、待ち合わせしていたとき。 私を見て、「え?ろう者ですか」。相手は手話ができる方なので、一言二言交わして、ろう者ということが分かったそうです。 「私はろう者…

通じないことがあってこそのコミュニケーション

仕事柄、ろう者同士の会話を観察するときがあります。 お互いに手話だったり、口話(こうわ)だったり。口話で話すときは、日本語として話すけれど、通じ合っていないまま話をしている場面が時々あります。 聴者同士、日本人同士でもありがちな場面なので、…

手書きのお便り

メールが連絡手段として使われているこの時代、耳が聞こえなくてもメールでのやりとりができる、まさに「文明の恩恵を享受」。 でも、時々、手書きの手紙を書いたり届いたりすると嬉しい。メールでもいいのに、わざわざ時間をかけて書いてくれるって、すごい…

定期購読は時間の締め切り

定期的に届いてくる雑誌があります。 定期購読を依頼(たまたまその雑誌は地方では販売されていない)しているので月2回のペースで送られてきます。 帰宅後に雑誌を手にするたび、「あ、今日は月の初めだからだなぁ」。 今日がいつなのかをあらためて教えて…

Apple Watchは「音」を伝えてくれる

今日、仕事している間ずっと違和感があって。腕時計を家に置き忘れてしまったので、ずっと違和感がぬぐえず。左腕が妙に軽くて。 腕時計は日頃つけているので、いつも時間を確認するときにはスマホよりも時計を見ています。時々、会食や誰かといるときはスマ…

あいづちが打てるようになりたい

「はい」「へぇ」「あ~」「うん」「そうですね」・・・ 会話の中で何気なく行われているあいづち。 相手に安心させたり、警戒されたり、興味を引いたり、と何でもできるあいづち。 あいづちがないと、会話が進まないというのは手話も同じであって、できること…

ドアの向こうにいる人を呼ぶためには

「コンコン」。 部屋の中にいる人に、「入りますよ」とドアをたたくアレです。音を出すことで、中にいる人が「あ、誰かが来る」と心構えしやすいようにお知らせするようなものです。 でも音が聞こえなかったら、突然ドアが開いてビックリすることに間違いな…

スルーしてしまう人もいるけれど、見る人もいる

「目を会わせろと言われても、どうやって合わせたらいいのか分からなかった」。 手話を習う人の中には、視線を合わせることに難しさを感じる人がいます。 日本語、英語、韓国語などの音声言語は、耳から入り、口から出てくるので、目をあまり使わなくても会…

初めての一歩は、成長へのスタート

スタート地点に立った時、誰でも「初めての一歩」を踏む。 その一歩がこの後に続くのか、あるいは戻ってしまうのか、全く別の方向に向かうか。 これによって、これからの生きる道が変わってくる。 やがて、踏み出した一歩ずつこそが、生きるための糧になり、…

座り心地の良い座布団

畳で育ってきたので、フローリングのあるところでも時々座りたくなる時ありませんか。 ここ2年くらい愛用しているものが、スノーピークのクッション。 store.snowpeak.co.jp フローリングの上で使っても形崩れしなく、半分に畳むこともできるので 使いやすい…

時間は作り出すもの、と言えるようになりたい

世の中のお母さん、お父さんはすごい!といつも思っています。 子供を産んで育てながら、仕事もちゃんとやる。家事もやる。(中には、我慢している人もいるようですが) 上記の「すごい」というのは、自ら選択した人生を歩んでいる中で、子供を育てながら仕…

耳が聞こえないのに「聞いてない」

え?そんな話があったの、聞いてない。 この「聞いてない」という言葉、日本語としては聞き慣れています。 でも、ろう者が「聞いてない」と表していることについて、「耳が聞こえないのに?」とちょっと不思議に思いませんか。 「知らない」という言い方だっ…

ラインは分からないけど、LINEは分かる。

日本人のスマホ使用率が高くなっているこの頃、LINEを使う人も増えてきているのでサクッと調べてみたら、2015年12月の時点で「6,800万人」。 Facebookは2,400万人、Twitterが4,000万人(あくまでも同じサイトからの比較)なのだから、LINEはとても身近なもの…

歯医者さんで、うっかりしてしまうこと。

最近お世話になってます、歯医者さん。 数年間、虫歯さんにごまかしてきたけれど、さすがにメンテナンスしないといかん!ってことで、通い始めました。 (どこまでも続く成田空港国際線ターミナルにて) 初診のときからずっと、歯科衛生士さんが丁寧に説明し…

鼻づまりの声がどんな感じなのか想像できない

初対面の人から「あのう、風邪ひいてますか」と言われる。

人に任せられる案件をもっと増やしていきたい。

「部下ができたら読む本」「リーダーとはこうあるべき」という自己啓発の本を何冊か読んだけれど、いざ部下を持つとなると、どこまで踏み込むか踏み込まないかという線引きに悩むようになった。 悩むと言っても、悩み方自体はちょっと違うのかも。 上司がい…

手話を使うと脳も鍛えられる?

とある本で「指は第二の脳」と書いてありました。普段、指をこまめに使うといえばパソコン、料理といった指を使う作業のときがほとんど。 ろう者は手話使うので、指をしょっちゅう曲げたり伸ばしたりしています。指を器用に捻ることもできたりしますが、脳へ…

ちょっと躓いても、すぐにリカバリーできればOK

「躓く」の漢字、手書きだと書けそうにもない、、、パソコンだから便利ですね。 最近、漢字を書こうと思ってもパッと思い出せないのはそのせいかなぁ。漢字は思い出せるけど、「さぁ書いてみよ」と言われたらちょっとどきどきしてしまう。 はい、「つまずく…

ろう者にとって「うるさい」は褒め言葉。

ろう者が「うるさい」という言葉を発したら、私としては褒め言葉だと捉えています。 ろう者が「うるさい」と言うと、「え?耳聞こえるの?」と聴者に言われます。かくいう私も「静かだなぁ、ここ」と言うと、「え?どうして分かるの?」と言われたことがあり…

仕事に対する見方を変えると人生も変わる

今日が入社式というところも多かった日。 私の職場は小規模というのもあって、新卒に一斉採用するパワーを持ち得ていないので、年間いつでも採用される機会を提供しています。 入社は、文字通り新しい会社に入るのでわくわくと緊張感で精神的にも刺激される…

新潟は広く、城下町もある

新潟にお城がある、と言われても県外の人にとっては、ぴんとこない。 ましてやお城がたくさんある地域に生まれ育った私にとって、「え?雪国にお城?」と思ってしまいます。 でも、かつてのお城という建物は失くなっていても、城下町というのは残っています。

4月になると気持ちが上向きに。

車から降りてみたら、そこに「春」が。