うすいの気まぐれな日記

手話、聴覚障害、マイノリティなどなど

口がかたい

一年中ホットコーヒー派でしたが、さすがに暑すぎて飲む気になれないです。

 

新潟で高温注意報が出ました。どうりで暑すぎる!

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(あんまりにも暑いので、グイッと)

 

 

でもこの暑さでも、エアコンをもったいないから使わないという家もあります。額に汗をかいているけれど、暑くないという。歳をとればとるほど、自分の身体に鈍感になってしまうのは本当みたいです。

 

周りが畑作業に出かけたり、お茶飲みに出かけていたら声かけて水分補給を勧めています。

 

あまりにも暑過ぎて口の中まで渇いてしまう人もいるので、気をつけたい時期。

 

口の中といえば、聞こえない高齢者が「最近、口がかたくなった」と話していました。秘密を守る、という意味ではなく、舌の動きや口を開けたりするのが難しい、ということでした。

 

ろう者の中には、幼い時から発音、発話練習のため口を開けたり、舌を動かしてきた人もいます。しかし、訓練時期を経て、社会に出た後、発音が通じないから筆談だけにした場合、口を動かすのは、食べる時くらい。

 

手話使って話しても、日本語を話す時と比べてそこまで口を動かすことは少ない。
(聞こえる人が朝から晩まで、毎日手話使って、腕が何となく疲れた、という感じ)

その時期が長かったため、何となく違和感を覚える。

 


という背景があるのですが、健康的に過ごすためには口を動かすことも必要。介護施設で行われている口腔運動は、まさにそういうこと。


聞こえない高齢者の中には、かつての口話教育を思い出して嫌気がさしているかといえば、それも人によって違うようです。

 

もっとしっかり話せるようになりたかった、と話す人もいます。

 

ともあれ、口の話からいろいろな生活背景がうかがえますね。

 

 

今日もごきげんよう