うすいの気まぐれな日記

手話、聴覚障害、マイノリティなどなど

旅の本

インターネットの発展で、海外旅行も身近なものに。

旅行できなくても現地の写真が観れる。ウィキペディアで町の名前を検索してみるだけでも、ちょっとした疑似体験ができる。リアルな体験には敵わないけれど。

 

インターネットが普及する前、学生だった頃は旅エッセイを読んで異国の地に憧れていた。そして、LCCの発展で格安で海外へ行けるようになり、今や仕事の合間に海外に飛んでいる友人もいるほど。

 

旅は非日常的なもの、と前にどこかに書いてあった。でも、スマホの発展で連絡手段がある程度確保できている町であればあるほど、旅は日常的なものに近づいている。

 

去年の秋、海外へ一人で行ってみたのはいいけれど、もう少し現地にとどまって一人で散策してみればよかったかな。確かに友人のおかげで現地の情報や日常生活について垣間見れたことは、異文化の体験をする上で貴重な時間だった(それに、友人がいなかったら小心者の私は、その町へ行こうとは思わなかった)。

 

その上で、日常生活において時々「町歩き」しているのと同じような感覚で歩いてみる旅もありなのでは。なので、女性が一人で海外を旅している本を読むと、異国の地への憧れというよりは、その人のアクションに尊敬の念を抱く。

 

今夜も旅の本を読みながら思いを馳せて。

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(先日立ち寄ったところ)