発音が通じないのは、音が足りないから?
12月4日火曜日。写真の絵は韓国語の先生が描いたもの。30年ぶりに見た懐かしい絵(蘭学者の杉田玄白の絵ではないぞよ)。
韓国語の勉強、我ながら珍しく(?)続いています。亀の歩みのように。
前に韓国語を習ってる友人から「パッチム難しいんだよね」と聞いてたけど、なるほど、こりゃ難しい。聴者でも難しいと言ってるくらいだから、こりゃ、ね。
子音と母音、さらに子音が下にくっつくものがパッチム。
日本語の発音なら「パク」や「キンパ」と一文字ずつハッキリ言う。でも韓国語は、途中で音を止めるところがあります。
お、おお?なんで、そこで音を止めるの?と思いつつ。日本語の「ん」は、3種類ほど使い分けがあるにもかかわらず、日本語は一文字だけの表記になっている。秋刀魚、あんこ、は「ん」の部分で、口を閉じてるか閉じてないか。
この時に私は思いました。
「もしかして、日本語としての発音が通じない時は、発音の仕方がなんとなく間違ってるのか」と。
喉のあたりで、音を止めるからもう少し音を伸ばすべきだったかな。
舌の動きを口の中でもう少し緩やかに動かすべきかな。
感覚的には合ってる!と思って発声しても、通じない時があります。まぁ、もともと明瞭に発声すること自体難しいし、通じなかったら別の日本語を選んだり、筆談したり手話で話せば良いので。と割り切っています。だって、音が全く聞こえないから。
しかし同じような発音が多い中、韓国人はどうやって聞き分けているのか不思議。先生に聞くと「私たち韓国人でも間違うときは間違えるから。あはは!」。
そうか、間違えたっていいんじゃない、人間だもの。