天気予報に出てくる地図は今ここにいる地域
8月31日金曜日。何気に長いタイトル、しかも何を当たり前な?的なタイトル。
出張や旅先で、テレビの天気予報を見ると「ああ、今ここにいるのね」と小さく感動します。全国の天気予報ではなく、地方の天気予報で。
仙台なら東北エリアの地図が出てきて、青森県、岩手県、秋田県…と。
鹿児島なら九州エリアの地図が出てきて、福岡県、長崎県、大分県…と。
普段、何気なく見る天気予報は、自分がいる地域がテレビの真ん中に出ています。違う地域が出てくると、もう新鮮な感じがします。特に海外での天気予報を見ると「日本は?」とつい探してしまいそうな。
真ん中にあるってことは、無意識にそれが当たり前と思っているから。
良い例が、世界地図の中の日本。子どもの頃、イギリスが中心になった世界地図を見て「どうして日本が真ん中じゃないの?」と衝撃を受けてました。
無意識に当たり前と思っていることは、誰にでもあります。
今日も、初めてお会いした方から「全く聞こえないの?ど、どういうこと?」と聞かれました。なんとなく私にとって当たり前に思っていることを聞かれる度に「ああ、当たり前ではないんだなぁ」と。県外で天気予報を見たときと似たような感覚になります。これにも小さく感動しつつ、では、どうしたら分かってもらえるのか。
聞こえる世界について私が質問する度に相手(聴者)は「え?何を当たり前な?」と戸惑いの色が。セミの声ってうるさいんですか?とか。
それでも、常に真ん中にあることを、夕焼けを眺めるように見ながら教えてくれるのでありがたいです。
そんなわけで、ぜひ旅先とか出張先で天気予報を見てみてください〜