本を読むきっかけ
書店でたまたま目に入った本。
「松坂世代の無名の捕手が、なぜ巨人軍で18年間も生き残れたのか」。
「松坂世代」という言葉に引っかかった私。「横浜高校vsPL学園」で延長戦を投げ抜いた松坂大輔選手と同世代なので、思わず手に取ってみました。
加藤健、という名前は知らなかったのですが、巨人軍に18年間というのは結構な長さという印象だったのでパラパラとめくってみると、なんと「新潟県聖籠町出身」。
私の周りにも何人か、聖籠(せいろう)町生まれ育ちの人がいるのですごく身近に。
ちなみに聖籠町は、新潟市と新発田(しばた)市に接している町です。市ではなく。
人口は約1万人。
手話では「聖母マリア」の漢字にちなんで十字架をイメージした表し方になっています。
手に取ってから新潟出身と知ったので、読んでみたい!と即、購入。でも、もし「松坂世代」というキーワードがなかったら素通りしていたかも。
新潟市内の書店とはいえ、ポップというか、何かしらのお知らせが書かれていなかったのですごく勿体無いような気が(知っている人は知っているから不要かもしれないけど)。新潟出身、という一言だけでもあると、野球に全く無縁の新潟人でも「お?なんだろう」と興味を持つのでは。
あらためて、言葉、一言ってすごく大事。
12月20日、私も一冊の本に取り上げられることになりました。新潟生まれではないけど、新潟で活動をしているということで「ろう者の祈り」として紹介されています。
amazonではまだ販売されていないみたいですが、一応、オンライン上でも紹介されています。良かったらぜひ、お読みください。