うすいの気まぐれな日記

手話、聴覚障害、マイノリティなどなど

世界を撮り続ける写真家

周りに写真好きの人が増えているこの頃、今日は写真展へ。8月10日から開催中です。

www.ncam.jp

 

偶然、喫茶店にあったポスターで写真展を知り、「石川直樹」というキーワードがあったから行けました。

もしそのキーワードがなかったら、多分ポスターを見ただけでスルーしていたかも。

 

石川直樹さんを知ったのは、航空会社ANAのサイトがきっかけでした。インドへ一人旅?高校生の時に?という驚きに始まり、旅に出かける際のグッズの紹介があって「なんか、すごそう!」と印象に残っていたのです。

www.ana.co.jp

 

この記事を読んだのは2年前だったと思うけれど、このサイトを読んだからといって石川さんの活動を調べるとか全然していなくて。でも、先日、ポスターを見て「あ!そういえばANAの!」と思い出せたあたり、よほど印象強く記憶されていたのでしょう、自分でも驚きました。

 

今回の写真展、意外と空いていました。写真一枚ずつ、ゆっくり眺められました。

写真に説明文がついていると思ったら、あれれ?タイトルと説明文がない写真が多くて。でも、きっと意図的にそうしたのかも。

変な先入観がないまま、写真の向こうにある世界を見て、想像してみる。そして、写真から離れたスペースに石川さんの考え、思いが書かれた文章があり、読んでみる。

そこで初めて、写真の意味を知ることができる。その繰り返し。

 

そして、何よりも印象的だったのが石川さんの著作の多さ。雑誌とハードカバーなど含めて、軽く10冊は超えていて「ええ?そんなにたくさん出版しているの?」と驚いてしまいました(このあと、2冊購入)。

隣のスペースには、石川さんの登山グッズや読書した本、スタンプなどがずらりと並んでて、本人のコメントも書いてありました。

 

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なかなか楽しく回れる写真展でした。

 

石川直樹さんのウェブサイト。トップページの写真がうっとりするくらい、素敵です。

www.straightree.com