右と左は違う
ジムで身体を動かしている最中、ふと足元を見たら「きゃああ!」。
もちろん心の中で叫びました。
靴下の色が、右足は紺色、左足は黒色。
いやぁ、恥ずかしい!やってしまった!
もちろん、誰にも言わず知らないふりしました。
似た色とはいえ、よく見れば気づけるのに。
「モルダー、疲れてるのよ」のスカリー風に、自分を宥めながらジムを後にしました。
さて、右と左といえば、手話を習っている人から「左右それぞれ違う動きをするものは、難しいんです」と相談を受けます。
両手で同じ動きをするもの(例:勉強、スポーツ、綺麗)なら覚えられるけれど、
左右それぞれ別の動きをするもの(例:パソコン、弁護士、電車)はちょっと頭を使うような感じで、ちょっと時間がかかるそうです。
視覚優位の人であれば、難なく使えるようになれる。でも、そうでない人にとっては難しく感じると言われています。
脳の仕組みについてといえば、この本がありました。
言語の脳科学―脳はどのようにことばを生みだすか (中公新書)
- 作者: 酒井邦嘉
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これも紹介されていました。
「手話の理解も左脳優位」
http://mind.c.u-tokyo.ac.jp/Sakai_Lab_files/NewsJ/JSL_Sakai_2005.pdf
手話表現について、右と左がそれぞれ違うことについて、必ずしも「左がこうで、右がこうでなければならぬ」というのは無い(はず)。
手話を学ぶときに「右と左は違う」、そこからスタートになります。
その前に、靴下の色を見分けて履けるようにしないといけませんね。
今日もごきげんよう。