デフリンピック開幕
「サムスン?」
韓国の企業名だと思っていたら、「トルコ・サムスン」。そういう地名があるのですね。
夏季デフリンピックが先日始まりました。
デフリンピックというのは、文字通り「DEAF(ろう)」「Olympic(オリンピック)」の組み合わせで、世界中のろう者が集って競技を行う大会。
今年の開催地は「トルコ・サムスン」。
かつて日本代表だった友人から「台湾で開催された時は、政府のバックアップもあって空港に降り立った瞬間からすごかった!」と絶賛していたけれど、国内ではどれくらい知られているのでしょうか。
パラリンピックの知名度が98%で、デフリンピックは2.8%(10年くらい前の調査)だとか。
現在はSNSもあって、徐々に知られていますが、確かに周りでは「何だって?デフリンピック?オリンピックではなくて?」といった反応がまだ見られます。
しかも、その反応をする人たちの中には、ろう者も含まれています。
まず、オリンピックのようにテレビで放送されない。それでも、パラリンピックの方は「わかる、見たことある」という反応があります。新聞に記事掲載されていたり、生中継は少ないものの、ニュースで取り上げられているから何となく見たことがある、という。
今回のデフリンピックは関係者たちの働きかけ、SNSでのプロモーション活動もあってニュースで紹介されていました(リンク先から動画見れます)。
オリンピック、パラリンピック、デフリンピック、そして、スペシャルオリンピックス(sが付いています)もあります。
今年のデフリンピック、どんな風にこれから紹介されていくか楽しみですね。
今日もごきげんよう。