内なる常識、時には非常識に
先日に続いて、佐渡ではここにも立ち寄りました。
「蓮華峰寺(れんげぶじ)」。
「紫陽花寺(あじさいでら)」とも呼ばれている、島の鎌倉。
このお寺、珍しいのは「登る」のではなく、「降りて」本堂に向かうのです。
参拝する時、ほとんどは長〜い階段を登って、ようやく参拝、という流れなのですが、ここでは逆でした。
無意識に「登って参拝するもの」と当たり前に思っていたので、ガツンとやられました。それを象徴するかのように、降りていたら一気に土砂降り。近くで、雨宿り。
これがとても良くて、「雨って何だか嫌なだと思ってたけど、風情があって素敵」と、しばらく雨宿りの時間を楽しみました。屋根から雫が落ちてきて、下には川のように水が流れている。
普段の生活で、じっくり構えることが少ないような気が。もう少し、落ち着いて、動きましょう。そんなことを言われている気がしました。
当たり前に思っていたことを覆される、あらためて知ることも大事、と思った一日でした。
今日もごきげんよう。