小さな判断の積み重ね
何食べたい?という問いかけに、「なんでも良いよ」。
どれが良いと思う?と聞かれて、「どれでも良いよ」。
なんて優柔不断!!とカチンときた方は、判断力がついています、たぶん。
気配りのつもりで、謙虚のつもりで答えたとしても、相手に頭を使わせている時点で
もう少し違った答え方があるんじゃない?と思った方、判断力が間違いなく身についています。
「今はそんなにお腹すいてるわけではないけど、君が一番食べたいもので良いよ」
「個人的にはこれが良いかもしれないけど、君はどう思う?」
こういう答え方ができる人は、きっと日頃の生活の中で小さな判断を積み重ねている。
今日はこれをやってみよう、今度あれを試してみよう、という風に判断してアクションを起こしている。判断材料を少しでも揃えておくことで、決めるスピードも増している。
だから、相手がアクションを起こせるように、常に手助けができている。
一緒に行動するとき、相手が負担にならないよう、なおかつお互いに気持ちよく前に進める気配りができる人は、きっと仕事もできる。
かつて、判断力をつけたくてレストランのメニューを10秒以内に決める!というアクションを起こしてみたら当然失敗もあって。そりゃあ、こっちが良いと思ってたけどあっちの方が良かったわ、なんて思ったこともしょっちゅうありました。
でも、なんでもないような小さな判断の積み重ねがあると「じゃあ、こうすれば良いかな」と瞬時に判断できるようになるものですね。
(ミスしてしまったら一旦戻れば良いのじゃ〜)