うすいの気まぐれな日記

手話、聴覚障害、マイノリティなどなど

日本語とぶつかる

取材を受けました。取材の機会があるって本当にありがたいです。

インタビューは今までにも何度か受けているのでそろそろ慣れてもいいはず。1日の間に数本のインタビューをこなせる映画俳優さん、プロアスリートさんの堂々した姿勢はほんとにリスペクト。昔は、映画俳優のインタビューが載っている雑誌を買って参考にしていました。「こういう言い方があるんだ!すごいなぁ」と。

 

もう終わったことはあまり引きずらないですが、いつもインタビューの最中に起きてしまう現象が「日本語と手話」がぶつかってしまうこと。

 

テレビや動画に出る場合は、手話通訳者に頼んで手話で話しています。しかし、手話通訳を意識しすぎて「日本語での表現」を優先してしまう時があります。きっと通訳しづらいだろうなぁと思いつつ、どうしても日本語の方がニュアンスが伝わりやすいと思ってしまうと「ぶつかる」現象が起きます。

 

私自身の手話としての語彙力の問題もあるかもしれません。

常に相手によって話し方を変えているので、たまにスイッチモードが混乱するような感じがあります。

聞き手が聴者で、手話を知らない立場だとなおさら、日本語での話し方の方が伝わりやすいことも。

日本語の語彙力もまだまだ勉強不足。手話に翻訳できればいいのですが、翻訳しきれない部分はどうやったらいいのだろう、といつも思います。そもそも、手話と日本語は別の言語なので、完全には難しいのかもしれません。でも、もうちょっとね。

通訳者のスキルによりますが、私が信頼している通訳者に頼んだ上で、起きてしまう「ぶつかる」現象はおそらく、言いたいことを完全に自分の中で翻訳しきれていないのかもしれません。

言いたいことが多すぎるのかな〜

 

日本語と手話がぶつかる現象、もう少し分析してみます。