うすいの気まぐれな日記

手話、聴覚障害、マイノリティなどなど

新潟の小京都

「新潟って見るところあるの?」新潟人のほとんどが口をそろえます(何故?)。

 

 

県外から来客を迎えるのでどこか見るところある?と相談してみても、反応がイマイチ。

でも、ある新潟人からは「季節によって同じ場所でも、雰囲気がまるで違うし、自然の偉大さに気づける」と話していたので引っ越した時にわくわくしていました。

新潟市に引っ越してから9年間、時間がある限り、あちこち出かけてみました。

四季それぞれの雰囲気は本当にその通りで、季節感がはっきりしてて。

太平洋側で育った身としては「ああ〜春が来た」「青空が見れる夏っていいなぁ」「何だか侘しい」「真っ白だ!」とその都度、自然の偉大さに圧倒されながらも四季を楽しめます。

 

確かに公共交通機関だけで回るには少し難儀。レンタカーもしくは地元の人と相乗りで回ると楽しい場所。それに、必要以上に混まない(ここがポイント)。

 

今日は加茂市へ。周りのスタッフが「鯉のぼりやってますよ〜」。ん?鯉のぼりってどこでも見れるのでは?と思ったのですが、

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加茂市まで足を伸ばしてみると、なんと川沿いを歩きながら大勢の鯉のぼりが見れたのです。

曇り空に強風でしたが、子連れファミリーで賑わっていました。見上げているだけで楽しいです。空を泳ぐことなんて人間、なかなかできない。曇り空でも素敵に見えました。

 

もう少し散策してみると、加茂山公園に青梅(あおみ)神社が。一見、変哲のない神社に見えますが、よくよく見てみると神殿の上の方に動物の彫刻がありました。

干支の順に、「ネズミ、牛、虎・・・」と神殿の周りに一つずつ構えていて、最後のイノシシまでありました。でも何故、干支の順に立派な彫刻が加茂にあるのか、解説の看板がなく、誰もいなかったのですごく気になります。

加茂山公園の周辺をもう少し散策すると、一瞬京都にいるような佇まいが。

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今日はここでお茶。蔵カフェのような雰囲気。住宅街の中にあるので、案外気づきにくい?良い場所でした。

 

新潟、やっぱり見るところはあります。