うすいの気まぐれな日記

手話、聴覚障害、マイノリティなどなど

相手は、必ずしも自分と同じではない

「私の場合はそうだった。だからあなたもできるはず」

「私はこの練習をして成功した。だからあなたもできるよ」
「私はこれで失敗した。だからあなたもそうなるよ」

 

こういった助言は相手を思いやっているのが伝わるけれど、本当の意味で助言になっているのかな。

 

成功と失敗、それぞれの経験は事実。実際にそういう経験が起きた。
自分がそこに置かれた環境、タイミング、周囲との関わり、様々な要因が絡んで初めて結果として出てきたもの。


それを抜きにして、結果だけで助言するには、一見シンプルだけれどどうなんだろう。

 

でもシンプルさは、時には威力を発揮します。
おぼれている人が目の前にいたら、切羽詰まっている人が目の前にいたら、それこそシンプルなメッセージが響くこともあるので使いよう、なのかもしれませんね。